ABOUT US
中野製薬株式会社
代表取締役会長 中野 耕太郎
平素は弊社ならびに弊社商品をご愛顧賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、現代社会において、私たちを取り巻く経営環境は日々目まぐるしく変化しています。2024年は歴史的な円安や
物価高騰を経験し、あらゆる企業が経営構造の改革を求められた1年でありました。また、テクノロジーの分野では、生成AIの台頭がビジネスの生産性を飛躍的に高めるきっかけを生み出しました。
そして2025年、日本は団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に突入し、いわゆる「2025年問題」により、社会保障費の増大をはじめとしたさまざまな社会問題が発生するとされています。その中でも労働人口の減少は大きな問題であり、出生率の低下も相まって日本の人口減少は過去10年間と比較して倍のペースで進む見通しとされています。
美容業界も例外ではなく、人口減少にともない、人材確保がさらに困難となることから、働きがい改革や生産性向上に向けた取り組みがこれまで以上に求められます。
今後も弊社はこのような経営環境の変化にいち早く対応しながら、美容業界の発展と繁栄に貢献してまいりますので、
ぜひご期待ください。
最後に、昨年約50年間稼働してきた滋賀県草津工場の隣接地に新工場を竣工することができました。
この新工場のもと、日々高まるお客さまからのご要望にお応えし、よりいっそうの安心・安全なモノづくりと安定供給を実現できるように生産体制を強化していきます。
本年も社会全体の持続的な成長と業界の発展を目指し、尽力してまいります。皆さまにおかれましては、倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
中野製薬株式会社
代表取締役社長 中野 孝哉
日々 美を ともに Shaping beauty together
弊社は2017年にホップ期、ステップ期、ジャンプ期と称した3ヶ年ごとの計9ヶ年の中期経営方針を策定し、その実現に向けて取り組んでいます。2024年からは、最後の3ヶ年であるジャンプ期に入り、新たに「日々 美を ともに」を企業パーパスとして掲げました。このパーパスには、物事が目まぐるしく移り変わり、社会や人々の価値観が日々変化する現代社会において、単なる頭髪化粧品メーカーに留まらず、社会とともに生き、社会課題の解決に貢献できる「メーカー以上の存在」を目指していきたいといった想いが込められています。
このパーパスのもと、企業として社会に対して具体的にどのように貢献し、どのような未来を作っていきたいかを全社で 議論し、「CHANGE the ALWAYS 未来を変える今にする」をスローガンに10年後の未来図(※)として描きました。現在はこの未来図を羅針盤に中長期的な目線で課題を設定し、その解決に向けてさまざまなチャレンジに取り組んでいます。
今後も弊社は、この未来図の体現に向け、中期ビジョンである“美”を通じて常に社会、人々に寄り添い、いついかなる 時でもともに手を取り合えるようなトモダチ企業を目指していきます。
そして世界中のあらゆる人々がいつでも“美”を楽しむことができる社会の実現のため、これからも皆さまとともにより良い社会、業界を創造してまいります。
2025年もどうかNAKANOにご期待いただきますようお願い申し上げます。
(※)2024年を基点としたNAKANOの10年後の未来図