CASE 42023 Rainy Season

頭皮がべたついて不快です。

スタイルが崩れやすく、においも気になります。
頭皮トラブルが続くと抜け毛にも繋がりそうで不安……。

Hair design / NAOTO(HAIR.RIMA)　Make up / Kanna Hidaka

Medium Layer

カラーとカールで魅せるミディアムレイヤー

長めの前髪を顔周りにスイングさせるようにカールさせ、ツヤ感と毛束感を表現。レッド、ピンク、バイオレット、ラベンダーをブレンドした濃く深みのあるカラーが、透明感を引きだします。スタイリングはストレートアイロンで表面以外は外ハネに、表面は内巻きなどさまざまな動きをミックス。オイルとワックスを使って、動きと質感をコントロールしています。

Hair Arrangement

オイルをたっぷりつけてかきあげて、強い女性を演出！

頭皮トラブルの原因は？

頭皮は皮脂線や汗線が多く、また長い髪が密集しているため蒸れやすい部位です。そのため、一般的に脂っぽくなりがちな額と比較しても、皮脂や汗が多くべたつきやすくなります。特に5月ごろからは、頭皮に不快感を感じる方が増えてきます。毛量が多い方ほど要注意です。
皮脂は汗と混ざり合うことで皮脂膜と呼ばれる頭皮のバリア機能を担う、脂の膜を形成します。その一方で過剰な皮脂をそのままにしておくと、べたついて髪の立ち上がりが悪くなるだけでなく、紫外線などによる酸化や有害菌・カビの繁殖により、悪臭や炎症（かゆみ）の原因となることも。
日頃のスキンケアに加え、清潔な頭皮環境を保つスキャルプ（頭皮）ケアも心がけましょう。

スキャルプケアって何をすればいいですか？

サロンでは頭皮ケアのメニューとしてヘッドスパをご用意しています。頭皮や毛穴の余分な皮脂を落とすことで頭皮環境が整い、髪の根元もしっかり立ち上がり、ボリュームがアップします。髪や頭皮のエイジングケアの意識が高まっていることもあり、人気を集めているメニューです。
ご自宅でも週に1度を目安に、頭皮クレンジングアイテムをご使用いただくことをおすすめしています。ただ、やりすぎは禁物。毎日のように使用すると頭皮が乾燥し、それを補うためにより多くの皮脂が分泌される恐れがあります。クレンジング後には「フォリッジスキャルプエッセンス」など頭皮用エッセンスでうるおいをあたえるとより効果的です。頭皮の状態や季節に応じてシャンプーを変えることも頭皮環境の改善に繋がるので、ぜひサロンで相談してみてください。
ドライヤーの際は髪だけでなく、髪をかき分けて頭皮をしっかりと乾かすことを心がけましょう。表面から風を当てて乾かしたつもりでも、実際には根元が湿っていることがよくあるので気をつけて。
頭皮に汗をかいたときには、ドライシャンプーですっきりさせることも効果的です。「セトルドライシャンプーアイスプラス」のようなひんやりするタイプはクールダウンできるのでおすすめです。