髪が硬くて多いので、ボリュームを抑えるのが大変。
くせ毛のうねりやごわつきが気になります。
Hair design / NAOTO(HAIR.RIMA) Make up / Kanna Hidaka
Medium Wolf Layer
シャープ&クールにきめる
ミディアムウルフレイヤー
外ハネを活かした縦長のシャープなシルエットで意思の強さを表現。顔周りを長めにとることで、ストレートラインを強調してクールに仕上げたウルフスタイル。レイヤーカットでふくらみやすくなる後頭部・ハチ周りを中心に、ストレートアイロンとスタイリング料でしっかりボリュームを抑えました。
Hair Arrangement
顔周りのシャープな印象を引き立たせるまとめ髪。
湿度や気温の上昇が髪にあたえる影響は?
5月ごろになると湿度や気温が急に上昇し、湿気や汗の水分が髪に入り込むことで、うねりやごわつき、広がりへと繋がってしまいます。特にカラーやパーマなどでダメージを受けた髪は、より湿気などの影響を受けやすい状態です。日頃のケアはもちろん、サロンでは4月ごろから事前の梅雨対策として、サロンメニュートリートメントや縮毛矯正をリクエストされる方が多くなります。
梅雨でもまとまりのある髪を手に入れたい。
まずサロンでおすすめしているのがサロンメニュートリートメントです。髪のボリュームをコントロールするのに水分量は重要な要素の一つとなるので、湿気や汗の水分が髪に入り込まないよう、髪のダメージはしっかり補修を。サロンでは来店されるたびに、ご自宅では毎日トリートメントすることが理想です。梅雨時に限らず、続けていくほどより効果を実感していただけることでしょう。切れ毛の予防にも、この時季特に気になる浮き毛対策にも効果的です。
また1年の中で、縮毛矯正をされる方が最も多くなるのがこの梅雨時です。縮毛矯正のポイントはナチュラル感。すべてをタイトに真っすぐ伸ばしてしまうのでなく、ヘアデザインに応じて自然な動きを残す、あえてうねりを活かすことを心がけています。たとえばうねりやすい前髪、ふくらみやすいハチ下や襟足など、必要なパーツだけを縮毛矯正する場合も多いです。
自宅でもできるケアや対策は?
髪が浮かないようにするためには乾かし方がとても大切です。髪の内側は浮いてきても表面の髪でカバーできるので、上から抑えるようにしながら乾かしてください。強風だと髪が散りやすいので、弱風で温風と冷風を交互に切り替えながら当てましょう。
乾かしたあとはスタイリング料で仕上げを。髪が太くてオイリーな方はヘアミルク、髪が細くてドライな方はオイルと、髪質によって使い分けることがおすすめです。つける際には手のひらによくなじませ、まんべんなくつけてください。