髪が長くなって乾燥による髪の広がりや引っかかり、切れ毛、パサつきがさらに気になります。
どうすればツヤのあるロングヘアになれますか?
Hair design / NAOTO(HAIR.RIMA) Make up / Kanna Hidaka
Long Layer
くびれて、まとまる
ひし形ロングレイヤー
中間から毛先は梳きすぎず、内側のスライドカットで毛量を調節。毛先にも厚みを残すことで、手触りがよく、まとまりやすいスタイルに。くびれがあるシルエットで、毛先が広がっても気になりません。長めに薄く残した前髪&レイヤーカットにより、アレンジの幅も広がります。ヘアカラーは、ツヤ感を引き出すダークトーン。重いオイルをつけすぎるとベタッとした印象になるので、軽めのクリームでスタイリングしています。
Hair Arrangement
タイトにまとめながら、毛束感をアクセントに。
ロングヘアは傷みやすい
髪は基本的に、長さがあるほど毛先にダメージが蓄積されています。サロンのお客様でもロングヘアでダメージがないという人は、まずいません。毛先にいくほどダメージが進行しているので、毛先からカラーが抜けてしまうという方も多いのでは? ロングヘアの方にとって、サロンでの定期的なトリートメントは必須ともいえるでしょう。
サロンメニュートリートメントでは、「パワーディクト 2 ディープモイスト」のような高保湿タイプを中間から毛先にたっぷり塗布。髪の内部に補修成分を浸透させ、表面をコートすることで内部補修成分の流出を抑えます。
毎日のケアで、まとまりのあるロングヘアに
ダメージが蓄積しやすいロングヘアは、日々のケアも特に重要になります。タオルドライの後には、「エヌ ヘアミルク BM」など保湿力のあるアウトバストリートメントの使用を。手のひらにしっかりと伸ばしてから、中間から毛先にかけて手ぐしを通すように、むらなくなじませます。
ドライヤーは根元を起こすように風を当てるとボリュームが出すぎてしまうため、上から抑えるように風を当てましょう。また、過乾燥にならないように注意しながら髪全体をしっかり乾かしてください。風を当てていると「ツヤが出た」と感じられる瞬間があるので、それが乾いた目安です。